全国通訳案内士試験 韓国語二次試験の対策 ②

二次試験 韓国語

※2023年4月22日に公開した記事ですが、2023年11月16日に修正文を追記して再掲載しています

現在ハナ外語学校では、通訳案内士2次試験直前対策はやっていません。なお、ハナ外語学校のホームページのお問い合わせフォームも使用できない状況とのことなので、問い合わせはメールにてと、ホームページに記載してありました。 hanhanagaigo@gmail.com  

・週末の早朝に オンライン授業で韓国語通訳練習!

  • オンライン授業のメリット

前回の記事で、通訳案内士の二次試験対策を、オンラインにするか通学にするか悩んだところまで書きました。結局9月の頭に一家でコロナに感染し、14日間外出ができなくなりました。その後も体力が復活せず、仕事が休みの週末に都内まで行くことがとてつもなく億劫に感じてしまい、オンラインで受講することに決めました。韓国語に限らず二次試験対策をしている学校って、たいていの場合、たくさん人の集まる大都市ですよね。私の場合通学になるとしたら、ドアツードアで2時間はみておかなければならず、せっかくの休日に外に出る身支度もめんどくさかったのです。

そして、コロナから復活した2022年9月末からオンラインでの授業がはじまりました。時間帯は、私の希望の時間に先生が合わせてくれました。土曜の子供達がまだ起きてこない時間、こっそり起きて身支度し、ZOOMでの授業です。今思うと、朝早くから先生も大変だったと思います(先生ありがとう・・・・・)  子供が3人いながらだと、外出するにも夫がその日は在宅しているか、子供たちの体調は大丈夫かなどと、自分以外のところで考えなければならない点がたくさんあります。でも、オンラインだと、そんな悩みが一切ないのです。交通費もかかりません。『都内にいったなら!』と寄り道して無駄使いする誘惑もありません。しかも、オンラインでも自分の語学スキルが徐々に向上しているのが、わかりました(後に詳しく書きます) 

つまり、家族の承諾と、交通費と、時間と、身支度のめんどくささがないという点で、オンライン授業は私にはメリットしかなかったのです。

コロナの流行も、オンラインが普及したという点においては、小さな子供をかかえるお母さんにも学びの機会が増えたので、よかったのではないかと私は思います。(それほど、子供を抱えての学びなおしは大変なのですよ!政治家の皆様!)

  • 先生との一対一、へたくそな韓国語でも話さないとはじまらない!

さて、通訳案内士試験を受けたこと、もしくはこれから受けようとしている人は知っていると思いますが、二次試験はどの外国語も『プレゼン』『外国語訳』『ロールプレイング』で構成されています。

プレゼンは(2022年度の二次試験では)、3つのお題の中から一つを選択して話す、外国語訳は、試験官から紙が渡されてそれを自分の外国語で訳す、そしてロールプレイングでは、外国語訳に関連した内容で、試験官との会話のやりとり(たいていは困った状況においてどのような対応力があるかをみている)をする  といったかんじです。

とにもかくにも、『話す力』と『対応力』がとことん試される試験です。なので、私が受講したオンラインの韓国語二次対策(神田 ハナ外語学校)でも、校長の鄭長勲先生と1時間みっちり話します。下手でも、プレゼンの知識(日本の文化、観光地等)がなくても、とにかく話すのです。

もしかして、二次試験の対応をしている方で(これは韓国語に限ったことではなく)、まずはプレゼンのお題になりそうなものをしっかりと外国語で原稿を準備してから、一言一句それを暗記しようとしている人がいるかもしれません。

プレゼンや通訳問題で出されるお題は300選や600選などといって、英語の二次試験対策の本が出ていますが、何がでるかわからない2分間のプレゼンの文章を何百個も暗記するって、正直無理ですよね(ましてや、超緊張する二次試験の場では頭は真っ白になります)

私の、週1回の先生との授業でも、本番さながらに3つのお題を出題してくれてプレゼンの練習をしました。最初のころは、2分なんてもってのほか、ほとんどしゃべれませんでした。

私の韓国語の学習歴は2004年に交換留学で1年間韓国に滞在していたのを最後に、2018年にTOPIK6級を受けるまでは14年間、全く韓国語を発する機会も読む機会もなく、2018年に6級が受かってからは通訳案内士試験の邦文科目に悩まされ2022年に二次試験の勉強を開始するまで4年間、全く韓国語を勉強しない時期がありました

要するに韓国語の会話は、2004年を最後に、ハナ外語学校の鄭長勲先生と二次対策を始めるまで実に18年のブランクがありました。そんな私が2カ月半で二次試験に一発合格するまでに何とか上達できたのは、やはり、『一対一で話す』そして、『いじわるなくらいのロールプレイング練習』だったと思います。毎回の授業をYouTubeにアップしてくれたので、自分の会話を見直すことも、先生の素晴らしいお手本をいつでもどこでも見ながら復習できました。(自分の顔をまじまじと見るのが辛かったですが)

なんだか、ハナ外語学校の回し者みたいな内容になっているかもしれませんが、ブランク18年の会話力を伸ばしてくださったのは、まぎれもなくハナ外語学校のおかげだったので書かせていただきました。

実際、先生との1週間に1度のZOOM越しの練習の方が、難しい。。というか、いろいろと突っ込んだ質問、通訳現場での困った状況をたくさん練習できたので、本番は『楽しかった!』という感想のみです。

本番まで、いろんな状況に備えた練習ができたので、本番はただ、ただ、楽しかったです。鄭長勲先生が最後にくれた魔法の言葉、『今日は、私の一番最初の通訳案内士の仕事をやりにきた』。この言葉を試験当日の朝、家を出る瞬間から試験会場のドアを開ける瞬間まで心に刻んでいました。

『今日は試験ではない、私の最初のお客様をめいいぱいおもてなしして、日本旅行を楽しんでもらう』

この言葉のおかげで、最後まで笑顔で本当に楽しい瞬間を過ごせました。

韓国語の通訳案内士試験を目指していて、会話に自信がない人、絶対に一発で二次試験を突破したい方には自信を持ってお勧めできる学校です。

※2022年度の全国通訳案内士試験 韓国語の最終合格者は19名だったのですが、そのなかで4名の方が 東京神田ハナ外語学校の 二次試験対策を受けていたみたいです。

次の記事では、全国通訳案内士試験 韓国語二次対策③では、オンラインの会話対策以外で私がやったことを書いていきます。

,
,
machiita

ともまちブログを運営しているmachiitaです。2023年に念願の韓国語通訳案内士に受かりました。これから通訳案内士として本当にデビューできるのか!?仕事は来るのか!?5年かけて全国通訳案内士試験に合格した過程と通訳案内士の情報を発信していきます!

machiitaをフォローする
二次試験 韓国語通訳案内士試験
machiitaをフォローする
ともまちブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました