新 韓国語通訳案内士2次試験対策 当日編

今日は試験を受けに来たのではありません 선님をガイドしに来たのです

12月の第二日曜日、決戦の日。家のドアを開けた瞬間から、『今日は韓国からのお客様を楽しませるぞ!』の気持ちで出発してください^^ 『私はガイドだ!今日がデビューの日だ!』と、自分で自分に念じてください。決して、『プレゼンのお題何がでるかな~』『何も言葉がでなかったらどうしよう』なんて考えてはいけません。

逆の立場になって、考えてみましょう。自分が韓国旅行にきました。当日会った韓国人ガイドさんが、『自信がなさそうだったり』、『暗い表情』だったら、なんとなく旅行もつまらなくなりそうですよね。

2次試験で語学力以外に見られているポイント

  • 品格 
  • 責任感や、おもてなしの心

まず品格は、身だしなみや、笑顔のことです。ちなみに私の当日の服装ですが、黒のパンツスーツでした。全身黒だとなんとなく暗いかなと思い、耳にはパールのピアス。インナーは明るめにしました。それから、2022年は試験時もマスクが必須だったので、淡いピンクベージュの肌なじみの良いマスクにしました。少しでも明るい印象を与えたかったからです。

実際、男性はスーツの方が多かった印象です。女性は、首にスカーフを巻いていたり、様々でした。きちんとした格好なら大丈夫だと思います。(試験合格後、旅程管理主任者の資格を取得の為にバス研修に行った旅行専門学校では、バス研修は本番のようにスーツ指定をされました。何を着るか迷ったらスーツが無難でしょう)

次に責任感や、おもてなしの心。これは、ロールプレイングの時に試されると思うのですが、ロールプレイングのシチュエーションで困った状況の時、くれぐれも『しょうがないです諦めて』無理なものは無理です』『できません』で締めくくらないでください。たとえそのような状況でも、ガイドとして責任を持って最後まで代替案をさがしたり、お客様によりそうおもてなしの心を忘れずに

待機時間にすること

ここまで来たら、プレゼン用の台本を見たりするのではなく、ちょっと周りを観察してみてください。みんな自分と同じように緊張の表情です。かなり硬いです。台本を最後の最後まで頭に詰め込もうとしている人も見られます。けっこうどんよりとした雰囲気です。

そんな時には、『自分は、この中で一番いい印象のガイドだ』『だから待機の時間も笑顔でいるぞ』と。口角あげて、にこやかに。実際、試験の部屋のドアを開けた瞬間に笑顔を作るのは難しいです。待機の時から、若しくは家から試験会場に向かうところから、笑顔で、좋은 인상を醸しだす練習をしてみるのも大切です。

また、待機時間にトイレに行って確認してみてください。自分の表情を。鏡を見て、いい笑顔しているか。確認です^^

試験室のドアを開けた瞬間からのながれ

  1. 笑顔で 「안녕하심니까? 」の一声そえて 入室
  2. 「名前と受験番号を教えてください」と、日本人試験官が質問してきます。            もちろん笑顔で、 ○○○라고합니다 」(○○ と申します。)                       「수험 번호는 〇〇〇〇 입니다」(受験番号は○○です)
  3. 「どこから来ましたか?」の質問があったら                        「○형○시 에서 왔습니다」(〇県〇市から来ました) もしかして、「その市はどのあたりなの?」と深くつっこんでくることに備えて、簡単に自分の住んでいる場所の説明を準備しておくと良いでしょう。                                     ※ 私の場合:도교에서 북서쪽에 있고요. 池袋에서 전절로 30분 걸립니다.(東京の北西部にあって、池袋から電車で30分くらいです)こんなかんじに簡単に。                                               

                                               入室した瞬間から全て韓国語で話します

魔法の言葉  ○○라는 ○○입니다

最後に、知らない単語にでくわした時の逃げ方を教えます。

例えば『阿弥陀如来がいらっしゃいます』『供養菩薩がいらっしゃいます』というような、韓国語で何て言うのか全くわからない!って言葉が、試験中に出てきたら

「아미다 뇨라이 라는 불상 이 게십니다」 阿弥陀如来の部分は日本語で大丈夫です。

ガイドは、エンターテイナー ガイドは、俳優

この言葉は、私の2次試験対策をしてくださった恩師の言葉です。大変悲しく残念なのですが、恩師はもういらっしゃいません。試験前、最後の授業で先生が教えてくれた言葉を記します。

先生は言っていました。本当は試験官はみんなを合格させてあげたいのだと。韓国語をここまで勉強してくれてありがとうと思っているのだと。だから、試験の時も、試験官を恐れずに、旅行者だと思って楽しませてあげてきてと。 確かに、東京会場の韓国語の試験官は(2022年時)、にこやかな優しい雰囲気の試験官でした。

どうぞ、当日は、自分はエンターテイナーだ、素敵なガイドになりきるぞ!の意気込みで頑張ってください。

『韓国語の通訳案内士になる』という同じ志を持った仲間が一人でも多く増えることを願って・・・・

※これで2次試験対策内容のブログは終了です。いつの日か、2次の合格発表の後に私がやったこと(県へ通訳案内士登録や、観光庁の通訳案内士の公開情報登録、旅程管理主任者の資格を取得しとこと、自分の名刺を作ったこと、派遣会社に登録したこと等)を掲載できればと思っています・・・・

machiita

ともまちブログを運営しているmachiitaです。2023年に念願の韓国語通訳案内士に受かりました。これから通訳案内士として本当にデビューできるのか!?仕事は来るのか!?5年かけて全国通訳案内士試験に合格した過程と通訳案内士の情報を発信していきます!

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