全国通訳案内士試験 一般常識は観光白書に尽きる!

一般常識試験

・書店に置いてある『全国通訳案内士試験 一般常識』の参考書では合格は難しい

通訳案内士試験で、一般常識だけはなかなか受からない人がいるのではないでしょうか。過去5回試験を受けてみて、正直な話、世の中に出回っている通訳案内士対策の一般常識の参考書では合格は難しいと思います。私がそう思う理由を以下にあげます。

  • JUNTOが提示する出題範囲とは

通訳案内士試験を出題しているJUNTOでは、各教科の主な出題内容を提示してくれています。例えば2022年の一般常識では

現代の日本の産業・経済・政治及び文化についての主要な事柄(日本と世界との関わりを含む)のうち、外国人観光旅客の関心の強いものについての基礎的な知識を問うものとする。
試験の方式は、多肢選択式(マークシート方式)とする。問題の数は、20問程度とする。
内容は、「観光白書」や新聞(一般紙)に掲載された時事問題をベースに出題する】となっています。

つまり、日本の産業、経済、政治、文化についての時事問題が出るよ!そして出題元は『観光白書』や『新聞』だよ!と教えてくれているのです。時事問題なので、試験問題の作成期日ギリギリまでの世の中の最新の状況が出題されたりするので、試験を受ける年度の超最新の参考書でない限り対策にはなりませんよね。

・試験を受ける『前年の観光白書』と、試験を受ける年の『6月に出る最新の観光白書』 を 徹底的に  読む!

  • 観光白書とは?どうやって手に入れる?

初めて通訳案内士試験を受験する方は『観光白書』って何?と思うでしょう。これは、簡単に言うと政府が出している日本の観光分野にかんする政策の報告書です。ネット上で『観光白書』と検索すると、国土交通省のホームページにたどり着くので、そこからダウンロードして印刷することができます。

が、 ものすごくページ数があります。全部で250ページくらいあるので家庭用のパソコンだと時間とインクの消費が激しいでしょう。そこで私が毎回利用させて頂いたのが【植山源一郎先生の ハロー通訳アカデミー】さんです。通訳案内士試験を既に受けていたり、受けようとしている人なら、この方を知らない人はいないでしょう!というくらい通訳案内士試験においてかなりの情報を、しかも無料で提供してくださっている、本当にありがたい存在の方です。このハロー通訳アカデミーさんで観光白書の印刷サービス(有料)を行っているので、利用するのもありですね。

  • 観光白書のどこがでるの?

観光白書は、最初の方のページに【観光の動向】があるのですが、そこから【訪日旅行者の数】は毎年出題されています。その数字の覚え方もハロー通訳アカデミーの植山先生が、毎年語呂を考えてわかりやすくブログで提示してくれています。

また、観光白書の中の【コラム】にも最新の日本の観光施策のキーワードが書かれているので、ここもよくおさえておいた方が良いポイントです。

  • 一般常識対策まとめ

とにもかくにも、『観光白書』を2年分用意し、最初から最後まで最低3回は通読する。そして、ハロー通訳アカデミーさんのブログで植山先生の最新の試験分析を参考にさせてもらう。これに尽きます。

  • それでも、もっと万全に対策したい方へ  

私は2022年度の通訳案内士試験で合格したのですが、一次試験はまさに『一般常識』一科目だけの受験でした。つまり、一般常識だけは免除の方法がなく本試験その日に試験を受け6割を超えなければならないのです。あと一科目で夢の二次試験へ行ける。たった一科目されど一科目。なんとしても一般常識をクリアしたかったので、『観光白書』『ハロー通訳アカデミーのブログ』の対策に加え、『ESDIC英語能力アカデミー』さんの、一般常識のメール講座を申し込みました。

ESDICさんのメール講座はとても良心的な値段で、週に1回メールで日本の政治や文化、観光などの最新の情報が送られてきます。新聞を読んでいない私には、とてもありがたい情報でした。新聞を定期購読していない方や、日中仕事や家事育児で忙しい方には、メール講座お勧めです。

machiita

ともまちブログを運営しているmachiitaです。2023年に念願の韓国語通訳案内士に受かりました。これから通訳案内士として本当にデビューできるのか!?仕事は来るのか!?5年かけて全国通訳案内士試験に合格した過程と通訳案内士の情報を発信していきます!

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